年金というのは1階、2階、3階建でできています。

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基礎年金と厚生年金、共済年金について

上の表をご覧下さい。

一番下の一階部分と書いてあるのが基礎年金というもので、これは、国民年金に加入していた人、厚生年金に加入していた人、共済年金に加入していた人、皆さんが共通してもらえます。(25年間の加入期間が必要)

基礎年金の上の部分、厚生年金や共済年金は、この制度に加入しているか、過去に加入していたことがある人がもらえる部分です。

これについて、以下に詳しくご説明します。

基礎年金

基礎年金というのは、どの年金制度(国民年金、厚生年金、共済年金)に加入していても、(加入期間の条件を満たすと)もらえます。

ずっと第1号被保険者にしかなったことのない人(国民年金にしか加入していなかった人)と、ずっと第3号被保険者にしかなったことのない人は、この基礎年金だけしかもらえません。

※第1号や第3号についてはこちらのページへ

この基礎年金は分割されることはありません。

厚生年金

厚生年金というのは、社会保険の適用になっている会社で働くと、加入する制度です。

厚生年金に加入している人を第2号被保険者といいます。

サラリーマンの方はたいていこの制度に加入していて、人数も第2号被保険者が一番多いです

第2号被保険者は、厚生年金保険料を払っていれば、基礎年金と、さらに上乗せの厚生年金をもらえることができます。

この厚生年金の部分が分割される対象となります。

共済年金

共済年金というのは、公務員独自の年金制度です。

公務員の人は厚生年金ではなく共済年金に加入することになります。

共済年金に加入している人は、(厚生年金と同じく)第2号被保険者です。

この共済年金の部分も分割される対象となります。

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